志田雅貴

座右の銘は、 初心を忘れず、所信をつらぬく 小学生の時に考えた言葉です。矛盾しているような言葉にも聞こえますが、このようなパラメータの中を自由に飛び回れるような考え方が大好きです。

「自動運転技術の開発動向と技術課題」のまとめ

論文

自動運転技術の開発動向と技術課題

どんなものだったか

自動運転に求められる技術、システムの開発状況、要素技術に関するこれまでとこれからの開発動向と技術課題について書かれていた。
現在実用化されている運転支援システム自動運転システムの違いを米国SAE(自動運転標準化委員会)が策定した自動運転レベル定義の要約を引用し、自動運転にはどんな技術が必要か説明した上で、前方車情報と車間距離を用いて車間距離制御を行うCACC(Cooperative Adaptive Cruise Control)が開発されていることや、一般道のような複雑なシーンにおいて自動運転を行う問題を解決するローカルダイナミックマップ技術などの開発が紹介されていた。
最後に筆者の設計した自動運転のアーキテクチャーについて説明されていた。

先行研究と比べてどんなところがすごい?

先行研究は知らない。

技法や手法のキモはどこ?

現在開発が進められている技術(ローカルダイナミックマップ等)を踏まえて、自動運転のアーキテクチャーを設計したところ。

どうやって有効だと検証した?

有効なアーキテクチャーは提案されているが、検証はされていない。

議論はある?

米国SAEの自動運転レベル定義の要約から最近当たり前になりつつある「運転支援システム」とこれから訪れるであろう「自動運転システム」という二分で考えるのではなく、半分運転支援システムで半分自動運転システムなど様々な段階があるなと思った。
環境を認識するセンシング技術や画像認識、環境を理解・判断を下す人工知能など様々技術が自動運転には盛り込まれているのだなと思った。

次に読むべき論文は?

人工知能は人間を超えるか